新築で住宅を建てる場合は、地盤強度の確認は必ずした方が良いです。素人だと建築家任せの人が多いですが、最低限の知識は勉強しておいた方が良いです。地盤が弱い場所に建てられると、家が後々に傾いたり、ひび割れが発生したりして、仮に保障で修理してもらえるとしても大変です。大抵の場合はボーリング調査で強度を示すN値というのを測定するので、どのくらいが安全値か知っておくだけでも良いでしょう。それによって安全な地盤が、比較的浅い場所にあるか深い場所にあるのかが判断できます。また、そのような知識をもっていると業者の方で不要な杭打ちをするのを防ぐこともできます。利益をあげるために、時々業者が必要以上に深く杭を打ったり、必要以上の本数を使用する場合があるので、事前に確認することで必要最低限の工事に抑えてコストカットできる可能性もあります。また土地を選ぶ際は周囲の状況を確認した方が良いです。元が田んぼだったりすると、予想以上に地盤が弱い場合があるからです。